夏になると特に気になる赤ら顔や顔の赤み。
時には、辛いかゆみを伴うこともあるでしょう。
肌の赤みは、原因を知り、正しく対処することで、改善することができます。
今回は肌の赤みの原因や、消すためのスキンケア、メイク方法をご紹介します。
どうして顔や肌が赤くなるの?


顔の赤みの原因は?
- 敏感肌・乾燥
- 摩擦などの肌への刺激
- 紫外線・花粉
- ニキビ・吹き出物
- アトピー性皮膚炎
- 生まれつき
顔の赤みといっても、種類は様々。
まずは、赤ら顔や、顔の赤みが起きる原因を詳しくみていきましょう。
原因①敏感肌・乾燥
肌への刺激に対して弱い敏感肌の方は、皮膚が薄く、炎症も起こしやすい状態です。
そのため炎症による赤みが起きやすいのはもちろんのこと、皮膚が薄く毛細血管が透けて見えることから肌が赤くなったように見えてしまうことがあります。
また、肌が乾燥すると潤いが不足し、少しの刺激に反応しやすく敏感な肌になり、赤みが起こることがあります。
原因②摩擦などの肌への刺激
クレンジングや洗顔、スキンケアをゴシゴシ強い力でしていたり、肌を頻繁に触ったり、刺激により肌が傷つき赤みが出ることがあります。
鼻炎や花粉症により鼻をかむ行為や、マスクの使用なども肌に刺激を与えます。
原因③紫外線・花粉
紫外線により、肌が日焼けをしてしまうと、赤みが出てしまいます。
また、花粉症により、花粉皮膚炎を発症すると、肌が赤くなることがあります。
原因④ニキビ・吹き出物
ニキビなどにより肌が炎症すると、肌が赤くなってしまいます。
ニキビの再発を繰り返している人や、ニキビを触っている人に多く見られます。
原因⑤アトピー性皮膚炎
湿疹が全身にできてしまう病気で、肌が赤く腫れてしまいます。
アトピー性皮膚炎は、スキンケアやメイクなどで刺激を与えると更に悪化する場合があるので、皮膚科へ受診し治療が必要です。
原因⑥生まれつき
生まれつき頰などが赤いタイプの人もいます。
肌の白い方に多いですね。
このような場合は、スキンケアで改善するのは難しいですが、メイクで赤みを消すことは可能です。
他にも、化粧品が肌に合っていなかったり、何らかのアレルギー反応を起こしたりすると、肌の赤みが出やすくなります。脂漏性皮膚炎や、お酒を飲んでいるように赤くなる「酒さ」という皮膚疾患も考えられるでしょう。
肌の赤みを消すためにまずはスキンケアを見直そう!


肌の赤みが起きる原因は様々ですが、大きな原因のひとつに肌への刺激が挙げられるでしょう。
肌が敏感になってしまう原因として、スキンケアが肌に合っていない可能性もあります。
まずは、スキンケアの見直しをしましょう。
スキンケア用品の使用を一度ストップし、洗顔の際にもゴシゴシ洗いは避け、様子をみて、その上で、新しいスキンケア用品に変更してみるといいですよ。
肌の赤みを防ぐには、刺激から肌を守ることはもちろんですが、肌を強くすることも大切です。
そのためには、しっかりと保湿し、バリア機能をアップさせなければなりません。
症状がひどい場合には何もせずに回復するまで少し様子をみた方がいいですが、日頃から肌の赤みに悩まされている方は、とにかく保湿を心がけましょう。
保湿は、ニキビや吹き出ものによる赤みや、紫外線や花粉による赤みが起きている方も重要項目です。
しっかりと保湿するためには「ヒト型セラミド」配合の化粧品を選びましょう。
お肌の調子が戻るまで、低刺激な化粧品を使い、スキンケアも最低限に抑えましょう。
クレンジングは肌への刺激が強いので、症状がひどい時は、極力ノーメイクで過ごすといいですよ。
ニキビによる肌の赤みにお悩みの場合は、ニキビ肌用のスキンケア用品の使用もおすすめです。
また、UVケアも年中無休でしっかりと行いましょう。
血管を保護する作用のあるビタミンCも多く摂るように意識してくださいね。
スキンケアだけではなく、食生活や生活習慣の乱れ、自律神経の乱れなども肌の赤みを始め肌トラブルと大きく関係しているので、注意しましょう。
あまりにも肌の赤みがひどい場合は、治療が必要な皮膚疾患かもしれないので、一度皮膚科へ受診してみてくださいね。
肌の赤みでお悩みの方におすすめのスキンケアアイテム
ETVOS 「モイスチャーライン」
ETVOSのモイスチャーラインは「セラミド美容」に着目したスキンケアブランドです。
セラミドとはバリア機能を担っている大切な成分。
不足すると、バリア機能も低下してしまいます。
ヒト型セラミドは、保湿力が高く、お肌への刺激も少ないのがポイントです。
更に、セラミドは加齢と共に減少してしまいます。
年齢に合わせたお肌に優しいエイジングケアも意識していきましょう。
しっかりと保湿することで、バリア機能の正常化&アップが期待できますよ♡
赤みを消すメイク方法は?


肌の赤みがひどい時にはできるだけメイクも避けた方がいいですが、なかなかそうはいかないもの。
ここでは、肌の赤みを消すメイク方法をご紹介します♡
まず、肌に赤みがある場合に濃いメイクはおすすめしません。
肌の赤みが気になるからといって、ファンデーションやコンシーラーの厚塗りはNG。
まずは、メイクの下地に注目します。
肌の赤みを消すには、コントロールカラーを使用しましょう。
コントロールカラーは、部分用のものが多いイメージですが、最近ではUV効果、下地機能を兼ね備えたものが一般的になってきているようです。
ちなみに、赤みが気になる部分が鼻や鼻周りなのであれば、毛穴専用下地の使用もおすすめです。毛穴も黒ずみもカバーできて一石二鳥!
自分の使いやすいタイプのものを選びましょう。
赤みのカバーに効果的な下地やコントロールカラーの色は、イエローまたはグリーンです。
ただし、元の肌色によって選び方が異なります。
お肌がイエローベースの方はイエロー系を。
お肌がブルーベースの方はグリーン系またはブルー系を選びましょう。
自分の肌に合わない色を使うと、逆効果になってしまうので注意してくださいね!
気になるメイク方法ですが、まずはしっかりと保湿した後に、下地を手で馴染ませ、最後はスポンジで全体的に優しく叩き込みます。
次に、コントロールカラーを赤みが気になるところに部分的に伸ばします。
塗りすぎはNGなので、指先で少しずつ、薄く馴染ませましょう。
適切な下地とコントロールカラーを使用すれば、この時点で、赤みはほとんどカバーできているはずです。
下地でしっかりと赤みをカバーできるので、ファンデーションは薄づきで自然なものを選びましょう。
カバー力にこだわる必要はありません。
色味はイエローやオークル系、パウダータイプやリキッドタイプ、BBクリームなどで、ナチュラルなファンデーションがおすすめです。
付ける時も、「薄く」を意識しましょう。
パウダータイプの場合は、パフやブラシでさっと馴染ませる程度に。
リキッドタイプやBBクリームの場合は、薄く馴染ませ最後にスポンジで肌に密着させます。
それでも赤みが気になる場合や、ニキビやニキビ跡による赤みには、部分的にコンシーラーを使用しましょう。
お肌の仕上がりに合うもので、自分の使いやすいタイプのものを選びます。
厚塗りすると違和感が出てしまい、化粧崩れも起こしやすくなるので、コンシーラーも薄づきを意識してくださいね。
最後に、血色をよく見せるためにチークを塗って完成です♡
まとめ
いかがでしたでしょうか?
肌の赤みは原因をしっかりと理解し、対策することで改善が見込めます。
とにかく「低刺激」を意識したスキンケアに取り組んでみましょう。
メイクで赤みを消す際には、ポイントを抑えて厚塗りにならないように注意してくださいね。
気になる肌の赤みは、メイクで隠しながら、スキンケアで対策し、改善を目指しましょう♡